渋川市伊香保町水沢の五徳山水澤寺の2回目。
(その1は「渋川市伊香保町水沢・五徳山水澤寺」参照)
龍王弁財天。弁天池には龍王弁財天が鎮座している。なぜか後ろには千手観音。この水は水澤観音の霊泉のため、金運・健康運など様々な運気を高めてくれるという。
霊泉には多くのお賽銭が投げ込まれている。
山水に棲むガマ(蝦蟇)の陰霊を祀る豊家一神。食糧難の時代に、この一帯に多く棲んでいたカエルを食べることで難を逃れたことから、その感謝と慰霊のために祀られている。
カエル像に水をかけることで願いが叶うとされる。
水澤寺の鎮守とされる飯綱大権現。非常に急な石段(84段)を上っていく。古い石段にありがちな小さい(狭い)踏み石なので、かなり怖い(特に下り)。
お社(覆屋)は平成6年(1994年)の新築建立。本殿は江戸時代のものとされる。
詳細は不明だが境内社・末社も祀られている。
十二支守り本尊。子年の千手観音から亥年の阿弥陀如来まで、それぞれの守り本尊があるとされる。自身の守り本尊にお参りすることで、開運招福・諸願所寿を得ることができると言われている。
弘法大師堂。その名の通り弘法大師を祀る。水澤寺と弘法大師の繋がりは分からない。単に一般的な大師信仰かも(宗派関係なしの)。
如意輪観音が鎮座する池。多くのお賽銭が投げ込まれているが、詳細は分からない。モニュメントに何か書かれていたが読めなかった。
清昌稲荷神社。詳細は分からない。
盗難除け・魔除けの石碑。水澤寺のお札(図柄)をそのまま石碑にしている。天台宗の良源(慈恵大師・元三大師)が、疫病が流行った時に夜叉の姿に化身し疫病神を退散させたという逸話にちなんでいるようだ。良源の千年忌記念で、昭和59年(1984年)の造立。
最後に、お寺なので石仏や仏塔など。十一面千手観音像や薬師如来像など。
あまり中身のない記事になってしまったが、水澤寺(水澤観音)の「諸願成就」の御利益の参考になれば。