藤岡市白石の藤岡歴史館。

藤岡歴史館は平成16年(2004年)の開館で、市内で発掘された出土品などを収蔵・展示している。正式には「藤岡市埋蔵文化財収蔵庫」で「藤岡歴史館」は愛称となる。
藤岡歴史館は過去2回訪問している。1日目は平成22年(2010年)に白石稲荷山古墳や七輿山古墳を訪れた際、2回目は平成25年(2013年)に企画展「堀越二郎の軌跡」を見に行った時。今回は久しぶり(12年ぶり)となる。


常設展示室入ってすぐは「白石古墳群」(白石稲荷山古墳や七輿山古墳など)からの出土品が中心。白石稲荷山古墳出土の有名な家形埴輪はレプリカ(実物は東京国立博物館所蔵)だが、それ以外は実物が多く展示されている。

単龍環頭大刀柄頭。6世紀後半の大刀ととも出土している。大刀も飾ってあったが金ピカのレプリカなので写真はなし。



基本的には年代順(旧石器・縄文・弥生・古墳~平安・中世)に展示されている。旧石器時代のナイフ型石器や槍先型尖頭器、縄文時代の土偶や石棒。


縄文時代、弥生時代、古墳時代の土器類。

中世の土器や文字瓦など。
「郷土の偉人」として高山長五郎・堀越二郎(常設展示室)、関孝和(エントランスホール)関連展示もあった。この3人は「藤岡市三偉人」とされているようだ。

白石稲荷山古墳から藤岡歴史館、皇子塚古墳・平井地区一号古墳、七輿山古墳にかけて「毛野国白石丘陵公園」として整備する計画があるようだ。ジオラマがおいてあったが、完成するのは何時になることやら。

スタンプカードがあったので全部押してきた。これはスタンプの史蹟を訪問したら押すものなのかな? まあ、全部行っているのでOK。スタンプ台のインク補充をお願いします。

今回訪問の主目的は「藤岡の文化財探訪」の購入。平成18年(2006年)に合併した旧鬼石町の文化財も含めて、令和4年(2022年)に新藤岡市のすべての文化財を網羅して発刊されている。1,000円。この情報を得てすぐに買いに行こうと思っていたのだが、3年も経ってしまった。
初訪問時と比べると、見違えるほどきちんとした展示になっていた。展示数も多くなっていると思う(発掘品が増えたのかもしれないが)。15年も経っているので記憶も曖昧だけど。申し訳ないが、当時は今一だったような記憶がある。
関連
「ゼロ戦の生みの親 堀越二郎展・藤岡歴史館」














































































































































































































































































































































