前橋市飯土井町の井出上神社。
井出上神社の由緒は不詳。上野国神名帳記載の「従四位井出上明神」は当社のこととされる。いつの頃からか稲荷神社となっていたが、明治11年(1878年)に井出上神社と改称している。
鳥居は大正4年(1915年)の建立。
社殿は一段高いところに建っている。
灯籠は大正2年(1913年)、狛犬は昭和17年(1942年)の奉納。
拝殿の建立年は不明だが、昭和24年(1949年)に瓦葺きに改修されている。
本殿は寛延元年(1748年)の建立。
境内の椎の木。樹高16m、目通り3.6mで、樹齢は200~300年と推定されている。地上2.5m付近で大きな枝が分かれ、その内1本は西側へ水平に7mほど伸びている。
境内社・末社群。八幡社、愛宕社、琴平社など。
元は神楽殿なのかな。中をみたらパイプいすや黒板が置かれており、会議室みたいな感じになっていた。
社殿裏、北側の鳥居。
境内西側の鳥居。平成5年(1993年)の建立。
鳥居の先は富士塚のようで、塚上には石祠が3基ある(左から木花開耶姫神社、雷電宮、阿夫利神社)。