藤岡市藤岡の諏訪古墳と諏訪神社北古墳。
(藤岡諏訪神社は「藤岡市藤岡・諏訪神社」「諏訪神社 その2」参照)

諏訪古墳 (1)
諏訪古墳(諏訪神社古墳)は全長57m・後円部径37m・高さ4mの前方後円墳で、6世紀後半の築造と推定される。前方部墳頂には諏訪神社の社殿が建っている。

諏訪古墳 (2)
諏訪古墳 (3)
後円部南西側に横穴式石室が開口している。開口部上に見える朱色の建物は、境内末社・稲荷社の覆屋。

諏訪古墳 (4)
石室は全長5.9m、玄室の奥幅1.9m・長さ3.1mの大きさで、ほぼ長方形を呈してる。石室の壁は側壁を内傾した凝灰岩の切石積で、玄室の奥に棺座を区画する間仕切り石や羨道と玄室の境に框石を設置している。

明治39年(1906年)の発掘調査では、石室内から人骨・銀環・単鳳環頭太刀・直刀・刀子・衝角付冑・馬具などが出土している。また、後円部北側から東側の墳丘にかけて埴輪が確認されている。

諏訪古墳 (5)
墳丘を北側から。池は元の周濠の一部分のようだ。

諏訪神社北古墳 (1)
高山長五郎功徳碑と町田菊次郎頌徳碑が建っているのが諏訪神社北古墳になる。直径25m・高さ2mの円墳で、築造は6世紀後半と推定される。

諏訪神社北古墳 (2)
北側から。こちらの方が形状(円墳)が分かり易い。

諏訪神社北古墳 (3)
諏訪神社北古墳 (4)
南側に横穴式石室が開口する。

諏訪神社北古墳 (5)
石室は全長3.8m、玄室は長さ3.4m・幅1.8m・高さ1.7m。石材は凝灰岩の切石で、切組積みによって構築される。

北古墳も明治39年(1906年)に発掘調査が行われ、石室内からは多数の遺物が出土したとされるが、現在所在不明となっている。