利根郡昭和村森下の景徳山遍照寺。

遍照寺は貞観年間(859~77年)慈覚大師円仁の創建と伝わる。その後、天正年間(1573~92年)了儀法印の中興開山とされるが、明和4年(1767年)火災により古記録類を焼失したため詳細は不明。



山門前の参道には地蔵像、灯籠、庚申塔などが並ぶ。写真右の庚申塔は万延元年(1860年)の造立。文字(書)は角田無幻。(角田無幻は「角田無幻道人の遺髪塚」参照)

本堂は正徳4年(1714年)の建立。平成11年(1999年)、同18年(2006年)などに改修されている。

境内の地蔵坐像。唐金(青銅)製。享保4年(1719年)の造立。


不動明王を祀る不動堂。本尊の不動明王は江戸時代の作とされる。元は東京に鎮座しており、大正12年(1923年)の関東大震災、昭和20年(1945年)の東京大空襲などの災禍を逃れたため火防不動と呼ばれる。遍照寺に祀られている経緯などは分からない。
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