甘楽郡甘楽町天引の大日堂の石仏。

大日堂の石仏 (1)
大日堂の由緒は不詳だが、大日如来を祀っているのでその名で呼ばれている(と考えられる)。

大日堂の石仏 (2)
中を見ると、上下に仏像が2体ある。

大日堂の石仏 (3)
棚上の1体は幕が掛かっており像容は分からない。

大日堂の石仏 (4)
壇下には扉があり顔部のみ確認できるが、摩耗した石仏がある。扉はいつも開いているのか知らないが、開いていてよかった。こちらが今回の「大日堂の石仏」となる。

ちなみに、甘楽町のHPでは棚上の木像を大日如来、壇下の石仏を種類不明としている。一方、昭和3年(1928年)刊行の「北甘楽郡史」では棚上を観音菩薩、壇下石仏を大日如来としている。

大日堂の石仏 (5)
石仏は天引石(砂岩)製で、全高(台座から光背上まで)162cm、最大幅104cm。過去に洪水被害に遭ったため全体に破損が認められ、特に顔の損傷が激しい。像は鎌倉時代の製作と推定されている。

この石仏の下半身はお堂の床下にある。北甘楽郡史には「半身土中に埋もれているので、その全身の丈は分からない」とある。現在は全高の数値が出ているので、埋まってはいないみたいだが。なぜこのような状態で安置されている(いた)のだろうか?

大日堂の石仏 (6)
お堂の脇(北側)に大日如来塔があった。安永9年(1780年)の造立。

帰ってきてから地図を確認したら、お堂のすぐ西側を流れているのは三途川だった。ここにお堂が建てられ石仏が祀られているのは、意味があるということ。

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 「甘楽町金井・姥子堂