邑楽郡板倉町海老瀬の一峯神社。

一峯神社 (1)
一峯神社 (2)
一峯神社は天平宝字8年(764年)勝道上人により二荒山別行所として二荒山権現を勧請し、嶺権現社としたのが始まりとされる。その後、藤原魚名により藤原氏の祖先神である天津児屋根命が奉斎され一峯神社となっている。天慶年間(938~47年)には藤原秀郷が当地に道城を築いて平将門の調伏祈願を行ったとされる。

明治45年(1912年)に字間田の日枝神社・神明宮、大正12年(1923年)には字頼母子の浅間神社を合祀している。

一峯神社 (3)
一峯神社 (4)
一峯神社 (5)
社殿は昭和55年(1980年)屋根を銅板葺に改修している。

一峯神社 (6)
社殿前の狛犬は文政3年(1820年)の奉納。

一峯神社 (7)
境内社・末社群。写真右端が浅間神社ということは分かったが、他は分からない。富森稲荷神社、天神社、道祖神があるという。

一峯貝塚
一峯神社の境内には一峯貝塚がある。約7,000年前のものとされる。もともと規模の小さな貝塚(径1~2m)であることもあり、現在ではほとんど痕跡不明になっている。なので、オレのような素人にはまったく何も分からなかった。