渋川市北橘町下箱田の今井堂。

今井堂 (1)
今井堂の創建年は不詳。今井の池が夜な夜な光り輝いたため、不思議に思い掘り返したところこの観音像が現れたという。そこでお堂を建て観音像を祀った。今井堂とは今井の池から来ている。また観音像は慈覚大師の作と伝わる。

慈覚大師は平安初期の高僧で円仁と言い、最澄・空海らと並び入唐八家のひとり。慈覚大師が創建したと伝わる寺院や仏堂は多い。平泉・中尊寺や浅草寺などがある。

今井堂 (2)
堂内の十一面観音像。堂内は真っ暗に近かったが、なんとか写った。

今井堂 (3)
お堂への入り口付近に道しるべがあった。年代は分からない。「東 箱田 石井」「西 渋川」「南 横室 原」「北 真壁 小室」と記されている。

ところで、「尊像は疑うべくもなく慈覚大師の御作である。霊徳は日々に新たであり、願望成就せぬことなし」とのことである。なので、俗物的なお願いをひとつしてきた。それが成就することを願っている。