安中市松井田町小日向の日枝神社。
小日向日枝神社の由緒は不詳。
一の鳥居からしばらく参道(一般道)を進むと、朱色の二の鳥居が見えてくる。二の鳥居は平成24年(2012年)に修復されている。
石段を上ると境内。狛犬は平成11年(1999年)の奉納。
燈籠は明治期の奉納。紀年銘の一部が読めず。明治◯2年で、◯部は廿(二十)か卅(三十)だと思うが。後ろに見えるのは割拝殿だと思うが、現在は社務所として使っているようだ。
拝殿は鮮やかな朱色に彩らされている。
境内社の琴平神社、稲荷神社、菅原神社(上から)。いずれも明治初年に日枝神社に遷されている。みな立派な鳥居が建っている。旧社地から移転したのだろうか。他に諏訪神社、秋葉神社、八坂神社などもがある。
同じく境内社の「大通龍大権現」。下の病に御利益があるとされる地域での信仰が元になっているお社。上野(小字)に祀られていたが、他の境内社と同じく明治初年に日枝神社に遷されている。
祀られた経緯(由緒)には、やはり下に関する悲しいような、ちょっと微妙な逸話が残されているようだが、ここでは省く。
立派な木祠(本殿)の手前に石製や木製の男根をかたどった造形物が並んでいる(ちょっと分かりづらい写真で申し訳ないが)。願を掛け病が治ったらお礼参り時に木や石で男根を作り奉納するのが習わし。
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