安中市松井田町新堀の松井田八幡宮。

松井田八幡宮 (1)
松井田八幡宮の創建は不詳だが、建久8年(1197年)に源頼朝が参拝に訪れたとの記録が残っている。また、慶安元年(1648年)には徳川家光から朱印地13石を賜っている。明治41年(1908年)には本社境内末社である三峯神社、秋葉神社などを合祀している。

松井田八幡宮 (2)
松井田八幡宮 (3)
鳥居は平成12年(2000年)の建立。

松井田八幡宮 (4)
鳥居横には庚申塔が集積されている。ひとつには寛政12年(1800年)の銘があった。

松井田八幡宮 (5)
境内は社殿に向けて少しづつ高くなっていく。緑に覆われた参道を心地よく進んで行く。

松井田八幡宮 (6)
狛犬は昭和4年(1929年)の奉納。

松井田八幡宮 (7)
松井田八幡宮 (8)
割拝殿だと思う。一般的に割拝殿が造られ始めたのは平安末期とされるので、創建時から割拝殿があったとすれば、創建は平安末から鎌倉期あたりになるのかな。

割拝殿前の燈籠は寛政4年(1792年)の奉納。

松井田八幡宮 (9)
松井田八幡宮 (10)
割拝殿内部には「神楽殿」の扁額が掲げられているので、いつからか内部を神楽殿として使っていたのか? それとも割拝殿ではなく神楽殿なのか。

松井田八幡宮 (11)
松井田八幡宮 (12)
拝殿は護摩殿と称され、本殿と均衡のとれた大きさとなっている。

松井田八幡宮 (13)
現在の本殿は寛永年間(1624~44年)の建立と伝わり、三間社流造り・銅板葺き。材質はほとんどがケヤキで要所に飾金具をつけている。平成14年(2002年)修復されている。

松井田八幡宮 (14)
松井田八幡宮 (15)
社殿横の八角堂。中には2体の像が安置されている。像容から聖徳太子像と思われる。かなり仏教色の強いお堂(太子像)なので、当時の神仏混淆の状況を色濃く残していると言える。

松井田八幡宮 (16)
境内社・末社群。八口神社、金柄神社、石神社、大国神社、浅間神社、日枝神社など。

松井田八幡宮 (17)
昭和60年(1985年)刊行の松井田町誌を見ていたら、「本殿の屋根は外部から幣殿と連なり、さらに拝殿に続いている一種の権現作りであった」と書いてあった。姿が現在とかなり違うので、平成14年の改修時に往時の姿の戻したのかね。