前橋市富士見町時沢の白河神社。


白河神社の由緒は不詳だが、上野国神名帳記載の「白川明神」は当社のこととされる。元は白河(旧字名)に鎮座していたためその名があるが、天正年間(1573~92年)に当地が武田氏の所領となると、現在地に移転し諏訪神社を合祀したという。現在地の旧字名は「諏訪」というので、武田氏所領時は諏訪神社であったと推定される。

鳥居は昭和2年(1927年)の建立。

境内の小さい灯籠には天保5年(1834年)とある。

手前側の灯籠は天明元年(1781年)の奉納。


社殿の建立年など、詳細は不明。


境内社・末社群。琴平宮、八幡宮、埴山姫神社、稲荷神社など。

道祖神、双体道祖神、出羽三山塔。双体道祖神の紀年銘は見られず。そんなに古くはなさそうだ。
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