太田市上田島町の紫雲山常楽寺。
以前は新田木崎町にあったが、明治25年(1892年)に蓮蔵寺、円通寺と合併し、現在地に移転している。寺の創建などは明らかではないが、移転前の墓地にある五輪塔には延文4年(1359年)の銘がある。
参道脇には七福神が鎮座していた。
ご本尊は十一面観世音菩薩坐像で、格天井には常楽寺の四季の花が描かれている。
境内には、錦鯉の泳ぐ心池や睡蓮、古代蓮の咲く池があり、この2つの池や高台に建つ太子堂を中心に四季折々の花(水仙・ツツジ・桜・蓮・彼岸花など)が見られる。そのため、「花の寺」と呼ばれている。
中でも秋の彼岸花が有名らしい。とは言え、行った時期は夏の終わり。彼岸花の季節にはまだまだ早く、あんまり花も咲いてなかった。
唯一咲いていた花。
先に書いたが、旧墓地には鎌倉から南北朝期の五輪塔、宝篋印塔などがあるので、そっちにも行ってみたい。
コメント