高崎市綿貫町の不動山古墳。
不動山古墳は、全長94mの前方後円墳で、5世紀中ごろから後半の築造と推定される。古墳北側のくびれ部には、方形台状の造り出しが確認されている。前方部は削られてしまっているが、埴輪、土師器、鉄製鍬先などが出土している。
後円部上に、後の時代に祀られた不動尊がある。
お堂裏に舟形石棺の身が保存されている。凝灰岩製で約3.5m。直径30cmくらいある縄掛突起。今まで見た中では極太。
石棺って、けっこう貴重な遺物だと思うんだけど、剥き出しで保存されてるのが多い。
(「石棺が剥き出しで保存されてます -保渡田薬師塚古墳-」)
(「舟形石棺が保存されている -宗永寺-」)
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