藤岡市保美の塚ノ越稲荷神社。塚ノ越は字名。
塚ノ越稲荷神社の由緒は不明。
覆屋内の木祠は鮮やかな朱色に彩られている。
境内社。右から八坂神社、上諏訪神社、愛宕神社。この3社には標柱があった。残りの2社のうち1社は八王子神社(もう1社は不明)。石宮のひとつには明治20年(1887年)の銘があった。
双体道祖神。紀年銘などは読めなかった。
塚ノ越稲荷神社は藤岡市205号墳(美九里村156号墳:円墳)上に鎮座する。
以前は初午(はつうま・2月最初の午の日)に獅子舞が奉納されていたが、少子化の影響で現在は休止されているようだ。保美地区の獅子舞は、江戸時代に江戸城で将軍に奉納したとの話も伝わっている(真偽は知らない)。ちなみに、初午の日は京都・伏見稲荷大社に稲荷大明神が降臨(鎮座)したとされている日である。
*同じ保美地区にある稲荷神社(通称・失せ物稲荷)とは別神社である。
(失せ物稲荷は「藤岡市保美・稲荷神社(失せ物稲荷)」参照)
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