北群馬郡榛東村長岡の卯三郎こけし。

卯三郎こけし (1)
卯三郎こけし (2)
卯三郎こけしの創業者天岡本卯三郎は大正6年(1917年)榛東村に生まれ、昭和25年(1950年)よりこけし創りを手がけている。そして昭和54年(1979年)現在地に近代化も導入した工房を新設(現在は2代目卯三郎)。

ろくろ技術の製法に加えて特殊機械の技法を取り入れ、筆による絵付けに彫刻や焼き絵を融合させるなど、新たな作風を開拓。立体感を表現できる焼き絵は卯三郎考案の新技法。

館内に「創作こけし工芸館」があり、卯三郎こけしや県内こけし作家のコンクール大臣賞受賞作品など約1000点を展示している。

卯三郎こけし (3)
卯三郎こけし (4)
卯三郎こけし (5)
卯三郎こけし (6)
卯三郎こけし (7)
創作こけしだからか、イメージするこけしとはちょっと違い、ほのぼのと言うか温かみがあると言うか。

卯三郎こけしは近代こけしと呼ばれているようで、おかっぱ頭の童女が多い。これは柔軟性の象徴なのだそうだ(伝統的な丸い頭のこけしは、主に東北地方で作られている)。

帰りにお土産でもと思ったが意外と値段がはるのね。手ごろなのは思いっきりちっちゃいし・・・。ちょっと手が出ず。

こけしの絵付け体験もできるので(15人以下なら予約不要)、時間があればやってみたかったかなと(コースが3つあり、最長で2時間くらいかかるらしい)。