渋川市行幸田の駒形社。

駒形社 (1)
武田信玄が白井城攻めに向かう途中、土橋を信玄の馬が踏み抜いてしまい、馬は足を折り廃馬になってしまった。信玄はその橋を石橋に替えるとともに、愛馬の供養に駒形社を建てたといわれている。現在の駒形社は、寛政年間(1789~1800年)に湯上村の人々によって再建されたもの。

駒形社 (2)
そばには多くの石仏がある。

この社の近くに信玄が架け替えた「信玄橋」と呼ばれた石橋があったが、土地改良の耕地整理により取り除かれた。信玄の逸話の真偽はともかく、こういう伝承に基づいた橋は何とか残せないものなのかな。