佐波郡玉村町飯倉の飯玉山慈恩寺。

慈恩寺 (1)
慈恩寺 (2)
慈恩寺は明和3年(1766年)心頼法印の開山。心頼は父から譲られた(相続した)田畑を利用し新寺を建て、仏門に入ったとされる。

山門は武家屋敷の長屋門風だ。

慈恩寺 (3)
吹き流しが風にそよいでいた。吹き流しには魔除けの意味があるので、上げているのかな。

慈恩寺 (4)
本堂は明治36年(1903年)に落雷で焼失、同39年(1906年)に再建されている。近年では平成12年(2000年)に改修されている。

慈恩寺 (5)
六地蔵。

慈恩寺 (6)
百番供養塔。文政13年(1830年)の造立。百番供養塔は100ヶ所の札所を巡礼した記念塔。四国、西国、秩父と記されていた。

県内の百番巡礼は西国33札所、坂東33札所、秩父34札所の組合わせが多い。四国は遠いうえに海を渡らないといけないので、上野国からはなかなか大変だったと思う(もちろん西国も遠いけど)。

慈恩寺 (7)
宝篋印塔。紀年銘は見あたらなかった。相輪部がない状態。下に宝珠らしきものが置かれているが、別の宝篋印塔のものだと思う。

慈恩寺 (8)
地蔵菩薩(左)は分かるが、右の石仏は何だろう。馬頭観音かな。

慈恩寺には明治19年(1886年)から同25年(1892年)まで五料尋常小学校が置かれている。明治25年に芝根尋常小学校(現在の玉村町立芝根小学校)が創立、統合されている。