藤岡市藤岡の富士浅間神社。


創建の詳細は不明だが、墳墓(古墳)に祠を設け、藤岡の守護神としたのが始まりという。
その後、1274年(文永11年)に日蓮上人が佐渡から鎌倉に戻る途中、木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)の御霊を当神社に遷し、富士浅間神社と改めた。(日蓮は佐渡に流されていたが、この年赦免されている。)
ちなみに、「藤岡」という地名は富士浅間神社の名前に由来し、「富士岡」が転じたものらしい。



天正18年(1590年)藤岡領主となった芦田氏が、藤岡城(芦田城)の北面の守りとし、社殿を大規模に拡張・改修している。

実はこれが一の鳥居。少なくとも160年以上の歴史があった石造りの旧一の鳥居は、昨年11月に老朽化のため自然崩落。今年の7月に再建されたばかり。

「富士北口 登山六十六度大願成就」と刻まれた、大きな石碑。大正8年(1919年)建立とある。一の鳥居脇に建ってるんだけど、富士山に66回登った記念らしい。
1年に1回だと66年もかかってしまうので、年に何回も登ったということ?すっげぇ~っ!!
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