高崎市中泉町の八幡山医光寺。

医光寺 (1)
医光寺は宝徳2年(1450年)恵信阿闍梨の開創と伝わる。八幡山の山号から八幡宮の別当寺であったと考えられる。(八幡宮は「高崎市中泉町・八幡宮」参照)

医光寺 (2)
門前の薬師堂。由緒は不明。

医光寺 (3)
医光寺 (4)
医光寺 (5)
薬師堂前には石仏や石祠が並んでいる。中ほどの地蔵像の下に六地蔵が彫られている。明らかに別物で、六地蔵石幢の幢身上にお地蔵さんを置いている。

医光寺 (6)
二十二夜講の如意輪観音像。

医光寺 (7)
医光寺 (8)
医光寺 (9)
新旧のお地蔵さんと五輪塔が並んでいる。この五輪塔も六地蔵石幢の幢身と組み合わせている。先の地蔵像もそうだが、何のためにこんなことを?

医光寺 (10)
医光寺 (11)
本堂は平成30年(2018年)の新築建立。

医光寺 (12)
旧本堂の瓦と思われる。旧本堂は明治初年に瓦葺きに改築されている(棟札が残っている)。

医光寺 (13)
石造十三重塔。

医光寺 (14)
境内のしだれ桜。貞享2年(1685年)に高崎市下滝町の慈眼寺から根分けされたもの。樹齢は約340年になる。
(しだれ桜には触れていないが慈眼寺は「江原源左衛門重久の墓・華敷山慈眼寺」参照)