吾妻郡高山村中山の界中山法信寺。
法信寺は天正10年(1582年)に中山家家臣・奈良左近が僧(宝蔵坊)となり、中山古城跡に室を結んだのが始まりとされる。慶長17年(1612年)に僧・真念のとき法信寺となる。そのため真念を開山としている。
万治2年(1659年)に現在地に移ったと伝わる。
本堂には本尊の阿弥陀如来を祀る。阿弥陀如来像は江戸の仏師・光祐法印の作で総高230cm。脇侍に観音菩薩と勢至菩薩を従える阿弥陀三尊形式。
鐘楼と梵鐘。
本堂前は枯山水までは行かないが、石を配置して庭園風にしている。
境内の石塔、石仏など。右端の石幢には六地蔵が浮彫りされている。
本堂や鐘楼がまだ新しいので、近年境内も含め整備されたようだ。
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