高崎市倉賀野町のお行ばあさんの石宮。

お行ばあさん (1)
お行ばあさん (2)
「お行ばあさん」と呼ばれた女性を祀る石宮。文化9年(1812年)の建立。「御行祖母」が正式な呼び名のようだが、みな「おぎょうばあさん」と呼んでいるようだ。左は墓碑かな。

口碑によると、横町(現在の倉賀野町内の地区名)で行(ぎょう)をする女性がいた。その人に拝んでもらうといろいろなことが当たるし、病気も治ったという。このように様々な面から町の人のために尽くしていた。

その女性が亡くなるときに「自分を祀ってくれれば、町内に流行病は入れない」と言うので、石宮を建てて町の護り神として女性を祀ったという。

横町地区では八坂神社の天王祭り、八丁注連祭り、そして御行祖母祭りを合祭して7月14日に行っている(八丁注連は倉賀野の各町内毎で行う)。いずれも疫病除けを目的とする。

現在のようなコロナ禍でも、倉賀野町(特に横町地区)を護ってくれているのだろう。