前橋市上佐鳥町の佐鳥山西光寺。

西光寺 (1)
西光寺は弘仁年間(810~24年)法相宗の僧・徳一の開基。法相宗は中国・唐代創始の大乗仏教宗派の一つ。現在では奈良の興福寺、薬師寺がこの宗派。その後、応安3年(1370年)に天台宗に改宗。この時の村雄法印を中興としている。

西光寺 (2)
西光寺 (3)
本堂は天保15年(1845年)火災により焼失、安政5年(1860年)に再建されている。現在の本堂は平成14年(2002年)の建立。本堂には本尊の阿弥陀如来像を祀る。天保の火災時も本尊は被災を免れている。

西光寺 (4)
左から毘沙門天、弁財天、大黒天。

西光寺 (5)
西光寺 (6)
観音像(上)と地蔵像(下)。地蔵像に六道能化と書かれているが、これは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六つのそれぞれの世界で、地蔵尊が苦しむ衆生を救ってくれるという信仰。寺院入口(山門付近など)や墓地入口などに地蔵像が6つ置かれるのは、そういう理由から。


西光寺 (7)
伝教大師(最澄)像。平成3年(1991年)の造立。

西光寺 (8)
上川淵小発祥の碑。昭和57年(1982年)の建碑。安政年間(1855~60年)から寺子屋が置かれ、明治7年(1874年)に春日学校(上川淵小の前身)となっている。現在の上川淵小は東隣りの朝倉町にある。