安中市郷原の日枝神社。



応永4年(1397年)の創建と伝わる。杉木立の中を進むと二の鳥居がある。二の鳥居は元文元年(1736年)の建立。

割拝殿かと思ったけど、案内板には神楽殿とあった。下をくぐって社殿に向かう珍しいタイプ。元禄10年(1697年)の建立で、棟札に大工三左衛門尉とある。


現在の社殿は明治44年(1911年)の再建。本殿は覆屋に覆われている。


境内には地元で食堂を経営していた方が奉納した七福神とカエルの石像があった。
以前も神社にカエルの石像がありなんだろうと思ったんだけど、無事帰るから交通安全や旅行安全祈願らしい。さらには、お金が帰るや貸したものが返るという願もあるとか。
もともとは猿田彦大神が天孫降臨の際に、高天原と豊葦原中津国の間の道案内を務めたことから、「道開きの神」といわれており、その神使がカエルであることに由来する。
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