安中市松井田町坂本の碓氷第三橋梁。
通称「めがね橋」と呼ばれている。


碓氷川に架かるレンガ造りの4連アーチ橋で、碓氷峠の代表的な建造物である。旧信越本線横川駅-軽井沢駅間の橋梁のひとつ。
明治26年(1893年)に竣工、信越本線の電化を経て昭和38年(1963年)に新線が建設され、アプト式鉄道が廃止されるまで使用された。
全長91m、高さ31m、使用されたレンガは約200万個以上。現存するレンガ造りの橋の中では国内最大規模である。


横川駅からこの橋までの旧線跡が遊歩道「アプトの道」になり、橋上の手すりや国道18号(旧道)へ通じる階段などが整備されている。


今年の春(2012年)には、旧熊ノ平駅まで延伸され、横川駅から約6kmにわたり、廃線上を歴史遺産に触れながら歩くことができる。
JR東日本「大人の休日倶楽部」のTVCM(SLと鉄道遺産篇)で、「かつて列車の走った道を自分の足で歩く。そんな旅も楽しいものです。」と吉永小百合も言っているので、いかが?
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