安中市簗瀬の八幡平の首塚。
ここはもともと古墳(円墳)だが、昭和6年(1931年)に頭蓋骨が約150体発見されたため、村の有志が万霊堂を建立し骨を慰霊した。
戦国時代の合戦の犠牲者を、当時まとめて埋葬したものを、江戸時代中期またはそれ以前に、ここに改葬したものと考えられている。
現在も万霊堂内に、150体の頭蓋骨は安置されている。
この辺りは安中氏が治めており、安中氏は箕輪城主・長野氏に属し、武田信玄と戦いを交えていた。なので、安中氏か武田氏の戦死者ではないかと思われる。頭蓋骨はすべて甲府の方を向いていた、という話も残っている。だとすると、武田方の戦死者と考えられるが・・・。
「すすり泣く声が聞こえる」「首や手首の無い武者の霊が出る」「落武者が写真に写った」などの噂があり、一部では心霊スポットに数えられている。
まあ、行ったのは昼間なので、怖いとか気味が悪いなんてことはなかった。でもこういう場所では、慰霊の気持ちを忘れないようにしないとね。
コメント
コメント一覧 (2)
ありがたいコメントをいただき感激です。
私のブログを見て、そこを訪れてもらえるのが、一番うれしいです。
書いてある内容は乏しいですが、今後も宜しくお願いします。
高崎在住のtoboketaGと申します。70年前の小学校2年生のとき遠足で行った記憶がかすかに残る安中市梁瀬の首塚の資料を探していて貴殿のブログに接しました。セピア色に変色し角が擦り切れたいる記念写真に写っていたお堂がそのまま今も残っているのをみて大感激。
長年どこにあるのか判らなかったのが今日解決しました。天気が回復したら訪れてみようと思います。素晴らしいブログですね。早速お気に入りに登録し、楽しませていただきたいと思います。 御礼まで。 28.9.19