高崎市新町の諏訪神社。
新町には諏訪神社が2つあるが、これは旧中山道側にある諏訪神社。

新町諏訪神社 (1)
新町諏訪神社 (2)
新町諏訪神社の創建は不詳だが、笛木村の鎮守として本屋敷(現在の新町駅あたり)に奉られていたものを、宝永5年(1708年)に現在地に遷座している。

新町諏訪神社 (3)
新町諏訪神社 (4)
新町諏訪神社 (5)
遷座後、宝暦7年(1757年)社殿を造営したと伝えられているが、明治39年(1906年)に焼失。拝殿は明治43年(1910年)、本殿は昭和11年(1936年)に再建されている。

もともと現在の新町は、町北部を落合村、南部を笛木村と言い、加賀前田家により中山道の玉村宿を通らないルートが開拓され、享保9年(1742年)正式に新町宿となっている。中山道が新町を通るようになり、諏訪神社を中山道沿いに遷したってことかな。

新町諏訪神社 (6)
新町諏訪神社 (7)
諏訪神社には、昔の古い鳥居の上部が2基保存されている。ひとつは、元禄15年(1702年)の建立で元屋敷から遷してきたもの。もうひとつは遷座24年後の享保17年(1732年)に建てられた鳥居。

前後に2つ並んでるんだけど、どっちがどっちのだか、はっきり分からず。鳥居についていた旧新町教育委員会の案内板を見ると、高い方が元禄の鳥居のような気がする。でも、日本語が変なので分からない。新町も高崎市になったんだから、案内板を見直してくれ!