前橋市総社町総社の巣烏神社。

巣烏神社 (1)
巣烏神社の創建は不詳。元は元総社町の巣烏分に鎮座していた。慶長9年(1604年)に同地の住民が現在の巣烏に移住した際、新住地の鎮守とするため遷宮させたと伝わる。

巣烏神社 (2)
こじんまりとした社殿。県道6号線(前橋箕郷線)の拡幅に境内地を提供したため、現在の境内はかなり狭くなってしまったようだ。

案内板には「境内には八坂社・疱瘡神・菅原社などが合祀されており(中略)社地には湯殿講碑、月待塔、庚申塔など庶民信仰の石神・石仏が安置されている」とあるが、見あたらなかった。

巣烏神社の巣烏分から当地への遷宮に関しては、一悶着あったようだ。住民は遷宮を社掌(旧制での神職のこと)・赤石備前守に再三要請したが了解が得られなかったため、止むなく夜半に大挙して押しかけ社殿を現在地まで運んだという。

なお、旧地には赤石家が板宮を置き祭祀を行っているという。