前橋市大渡町1丁目の王守神社。

王守神社 (1)
王守神社 (2)
王守神社の創建は不詳。伝説では王様(大君)一行がここを通りかかった際、奥方が産気づいたので仮の建物を作ってお産をした。その建物を神社にしたのが王守神社といわれる。

鳥居前の新しい灯籠は平成12年(2000年)の奉納。

王守神社 (3)
王守神社 (4)
社殿は平成5年(1993年)に改築されている。社殿前の狛犬は平成10年(1998年)の造立。

王守神社 (5)
王守神社 (6)
境内に石仏などが数多く置かれている。弁財天の石碑や道祖神などもある。地域内から境内に集積されたと思われる。

王守神社のご祭神は倭日向武日向彦八綱田命。毛野氏の始祖・豊城入彦命の子で、彦狭島王の父にあたる(彦狭島王と同一人物との説もある)。王守神社のご神体は彦狭島王の木像という。

伝説にある通りかかった王様は彦狭島王の子・御諸別王ではないかと勝手に推定している。彦狭島王は任地に着く前に亡くなっており(亡骸は上野国に葬られたとされる)、実際に東国を統治したのは御諸別王のため(日本書紀記載内容前提)。

また、大渡という地名の由来が、赤城神社(主祭神・豊城入彦命)へ参拝するために王が利根川を渡られたからとされる(王渡→大渡)ことも傍証。