前橋市粕川町月田の医王山東寿寺。

東寿寺 (1)
東寿寺の由緒は不詳だが、山上(現桐生市新里町山上)の芝に開創されたと伝わる。その後、天正年間(1573~93年)に田面(現粕川町西田面)に移転、享保20年(1735年)に現在地へ再移転している。

東寿寺 (2)
東寿寺 (3)
門前の六地蔵や宝塔など。

東寿寺 (4)
東寿寺 (5)
本堂には本尊の薬師如来を祀る。伝教大師(最澄)持仏の薬師仏を本尊にしたとの伝承が残っている。この薬師仏は現在の本尊の胎内仏として残されている(らしい)。

東寿寺 (6)
野口雨情の碑。平成27年(2015年)の建碑。

野口雨情は大正14年(1925年)に夏季児童学園の講師として来村、東寿寺に滞在している。その際、いくつもの作品を短冊に残している。その時の「東寿寺の庭に 鶏頭が咲いた お盆が来るぞ」「月田の観音さま 山車出した 東寿寺の庭は 大さわぎ」「とんぼなんにゆく富士の宮さして いろは習いに 月田校へ」の3作品を刻む。

雨情は粕川町室沢の八雲神社では「八雲ののんのさま気が荒い 室沢の若衆にゃ手を出すな」と詠んでいる。(「八雲の「のんのさま」 -八雲神社-」参照)