前橋市粕川町女渕の大悲山千手院興隆寺。

千手院は建長5年(1253年)僧・光瑩の開創と伝わる。


参道の百萬遍供養や石仏など。

本堂は寛延元年(1748年)の建立。内陣の欄間彫刻は享和3年(1803年)製。本尊の千手観音像には天正18年(1590年)祐春の記銘がある。現在地への移転や本堂を建立した年などでは、と考えられている。

本堂前の弘法大師像。若かりし空海が諸国巡礼や修行をした姿だという。

薬師堂跡という碑があった。昭和46年(1971年)まで薬師堂があったらしい。


宝塔や石塔類。
千手院では毎年花祭り(4月)に合わせ落語会を行っている。群馬県出身の若手落語家が落語を披露している。昨年(2020年)からコロナ禍で中止となっている。
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