前橋市大胡町の久栄山本応寺。

本応寺 (1)
本応寺は正応4年(1291年)大胡生まれの南条七郎次郎平時光が大檀那となり、日蓮の弟子・日興(日蓮正宗第二祖)を開山として創建。大檀那とは一般的にお布施をたくさんする檀家のことで、開創時に経済的支援をする場合は開基と同義語となる。

本応寺 (2)
本堂は昭和36年(1961年)の建立。昭和52年(1977年)に改築されている。

本応寺 (3)
本応寺 (4)
鐘楼は平成3年(1991年)の建立。

南条時光は正応3年(1290年)に大石寺(静岡県富士宮市)開創のため、一帯の土地を寄進し開基(大檀那)となっている。大石寺は日蓮正宗の総本山。時光は日蓮に帰依し、日興を師兄と仰いでいる。日蓮は時光の信仰心に対し「上野賢人殿」との称号を与え称賛している。

「上野殿」と聞くと上野国(群馬県一帯の旧名)を想像するが、駿河国富士上方上野郷の地頭であったから。時光が大胡生まれとは大胡町誌(昭和51年:1976年)に記載されているが、詳細は不明である。