高崎市倉賀野町の大鶴巻古墳。

大鶴巻古墳 (1)
大鶴巻古墳は全長123m、前方部長さ51m、後円部直径72m、前方部高さ6.5m、後円部高さ20.5mの規模で、4世紀末から5世紀初頭ころの造営と推定される前方後円墳である。

発掘調査は行われていないが、鰭付埴輪、円筒埴輪、器財埴輪など、多くの埴輪の破片が見つかっている。

大鶴巻古墳 (3)
大鶴巻古墳 (2)
平坦地の土を2段に盛り上げており、墳丘の周りには盾型の濠をめぐらしている。前方後円墳でも、前方部がかなり長い鍵型をしている。

一部は個人の方の所有なので、前方部は削平され畑ができ、小さなビニールハウスが建っている。