高崎市下里見町の北村八幡宮跡。
現在は北村地区の公民館になっている。

北村八幡宮跡 (1)
北村八幡宮の創建は不詳。北村地区の総鎮守で、地域住民の方々から厚く崇敬された。明治43年(1910年)に郷見神社に合祀され、現在は石宮が残されているのみである。旧社殿(祠)は郷見(さとみ)神社に保存されている。
(郷見神社は「里見氏ゆかりの神社 -郷見神社-」参照)

北村八幡宮跡 (2)
北村八幡宮跡 (3)
源頼朝が建久4年(1193年)に行った浅間山麓での巻狩りの帰途、北村八幡宮に参拝した際に腰を掛け休んだ石とされる。また、馬に乗る時には踏み台にしたという。周りにも似たような石が置かれており、写真の石かはちょっと微妙な面もあるが、案内板に「祠の後ろ」と書いてあったので信じるしかない。

通常、他社に合祀されると旧地には何も残らないものだが、頼朝の腰掛け石(伝承)があったため、石祠を新たに建立し残したんだと思う。

ちなみに群馬県内には「日本武尊」「明治天皇」「源義家」「水戸黄門(徳川光圀)」の腰掛け石もある。明治天皇以外は真偽不明だが。すべて記事があるので、興味があったら検索してみてください。