引き続き、前橋市西大室町の大室公園。
古墳群の配置のおさらい。
今回は中二子古墳。
全長170m、前方部の幅79m、後円部の径66m、墳丘の高さ15mと、大室公園内では最大の規模を誇る。6世紀前半の造営と推定される。
発掘調査で幅の広い2重の周堀の存在や墳丘と一部の中堤に葺石が用いられ盾持人物埴輪が中堤上に密に設置されていたことが分かった。
レーダー探査・電気探査の結果、後円部に横穴式石室の存在が確認されている。なぜ発掘調査をしないのか知らないが、是非お願いしたいところ。
しかし大きすぎて写真では全景が撮れないし、実際も木々が鬱蒼としていてやはり分かりづらい。大きい古墳を見学するのは、草木が枯れる冬がいいのかなぁ~。
大室公園編はまだ終わらず。つづく。
コメント
コメント一覧 (2)
どうもありがとうございます。
こういうところには、予算もあんまりつかないんですね。
あちことで古墳がつぶされている現実も、結局は
そういうこと(?)なんでしょうね。
当時の技術では、破壊するだけになる可能性もあったようです。