前橋市朝倉町の八幡山古墳。
八幡山古墳は、前橋市街地の南東部、朝倉団地と広瀬団地の中間に位置する大型の前方後方墳である。かつてこの辺には、150基以上の古墳があったとされるが、開発などでその多くが消滅してしまった。
全長130m、後方部幅72m、高さ12m、前方部幅59m、高さ8mの大型前方後方墳で、埋葬施設などは明らかでないが、4世紀中頃~後半の築造と推定される。
大正時代の盗掘の際に、後円部墳頂下約1.5mの位置に、玉石敷の部分があり、部分的に粘土塊も認められたと伝えられている(詳細不明)。
それにしても立派な前方後円墳である。もう少し発掘調査をして、いろいろ明らかにして欲しいと思う。
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