安中市原市の悪途山観乗院大蔵寺。

観乗院 (1)
観乗院は応永20年(1413年)法印長慶の創建。創建当初は鎗崎にあったが、後に現在地(悪途)に移転しているそのため、山号を悪途山としている。

観乗院 (2)
観乗院 (3)
観乗院 (4)
石段を上るとプレハブ(失礼!)のような小さな本堂。

観乗院 (5)
観乗院 (6)
境内の小堂に人物像が納められていた。観乗院は真義真言宗なので、真言宗の祖・空海か、真言宗中興で真義真言宗の教学の元になった興教大師あたりかな。

観乗院 (7)
観乗院 (8)
境内の六地蔵は3体は修理済みのようだが、他の3体は未着手のようだ。

観乗院 (9)
境内の如意輪観音像。

観乗院 (10)
路傍の百番供養塔や庚申塔。百番供養塔は秩父・板東・西国・四国とあったので、百三十三番供養塔と言うべきか(こんな言い方があるかは知らないけど)。

ところで悪途って字名は、昔は碓氷川からの傾斜地で途(みち)が不便ってことにちなんでいるのだろうが、もちろん現在そんなことはない。まあ、坂道は多いけどね。