桐生市新里町新川の中塚古墳。
中塚古墳は2段に築かれた円墳で、直径38m、墳丘5mの規模を誇る。古墳をめぐる周堀も含めると直径が約50mあり、県内でも比較的大きな円墳である。
石室の開口部は南側にあり、かなり以前に開けられたようだ。
石室は安山岩製で、綺麗に切りそろえられ隙間なく積まれている。
高崎市山名町の山ノ上碑の碑文から、この古墳はこの一帯に勢力のあった豪族・新川臣(にいかわのおみ)の墳墓と推定され、7世紀の造営と考えられている。
(山ノ上碑は「高崎市山名町・山ノ上碑」参照)
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