利根郡みなかみ町永井の永井宿郷土館。

小学校(分校)の校舎を改築した資料館。永井宿の各種資料を展示している。

この甲冑は、天正10年(1582年)のくぐつが谷(三国峠)の戦いで使われたと伝えられている。


宿場町の古文書。

十二神社の獅子舞(獅子頭)。天保年間(1830年~44年)の伝統を守り伝える。

クマやシカなど、北方系動物の剥製。北国であることを実感。
永井宿は三国峠を控えた宿場町だった事から、参勤交代で長岡藩、村松藩、与板藩などの諸大名や佐渡奉行、新潟奉行などの上役が利用した。また、上越線の開通まで越後米の関東への流入口であり、米の取引場として隆盛を極め、陸の船着き場ともいわれた。
永井宿は万延元年(186年)の火災によりほぼ焼失。現在の街並みは再建されたものであるが、随所に当時の雰囲気を感じる事ができる。
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