邑楽郡大泉町城之内の赤城山正眼寺。

正眼寺 (1)
正眼寺は永禄2年(1559年)富岡秀高の室・妙智尼が正眼庵を開創したのが始まり。ちなみに秀高は富岡氏5代目。寛永年間(1624~45年)に僧・慈恩が一寺を建立、正眼寺となる。

正眼寺 (2)
正眼寺 (3)
門前の聖観音像と六地蔵。いずれもまだ新しい。

正眼寺 (4)
正眼寺 (5)
本堂は昭和61年(1986年)の建立。

正眼寺 (6)
正眼寺 (7)
境内の十王堂。堂内には十王の他3体置かれている。中段の奪衣婆しか分からない。

十王は道教や仏教で地獄において死者への審判を行う10王(尊)。閻魔大王が有名だ。現在も初七日から49日(77日忌)や100か日(100日忌)などの法要を行う。これらは十王の裁きを受けることに対し、死者への減罪の嘆願とされる(宗派によって様々ではあるが)。

元々ここは聖観音(小泉観音)を祀る観音堂だった。正眼寺は東上州観音霊場の第10番札所になっている。現在、聖観音は本堂内に祀られている。

門をくぐると手水舎がある(写真はないけど)。これは境内に赤城神社が守護神として祀られていた名残りと考えられる。山号の赤城山もここから来ている。赤城神社は明治初年の神仏分離により、他へ遷されたのだと思う。