高崎市宮沢町の抜鉾神社。


宮沢抜鉾神社は貞観3年(861年)甘楽郡抜鉾神社(貫前神社)の分霊を字大間に勧請したと伝わる。その後現在地(字行人塚)に遷座している。上野国神名帳記載の抜鉾若御子明神は当社とされる。
鳥居は享保(1716~36年)の建立。奉納者のお名前もまだしっかり読める状態。

境内奥側の入口にも鳥居が建っている。


拝殿の建立年は不明だが、ちょっと老朽化気味。

経津主神を祀る本殿(上屋)は大正5年(1916年)の建立。


社殿横の建屋。中にあるのは相殿4座(天照大神、建御名方神、八坂刀売神、倉稲魂命)だと思われる。

現在も創建時の石祠があるとのことだが、そこまで古いものは見当たらなかった。写真は明治期に合祀されたと思われる境内社。
ちょっと草が生い茂っていて難渋。まあ、例祭前などは刈られるのだろうが。
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