高崎市吉井町長根の長根神社。

長根神社 (1)
長根神社 (2)
長根神社は明治45年(1912年)長根村内の5社とその境内社を合併し、新たに長根神社として現在地に創建。長根神社の主祭神は菅原道真なので、合祀したうちの天神社が母体になっているようだ。

長根神社 (3)
長根城の一部(中腹)に位置するため、けっこうな石段を上っていく。
(長根城は「長根氏の居城 -長根城址-」参照)

長根神社 (4)
狛犬は昭和54年(1979年)の奉納。

長根神社 (5)
長根神社 (6)
拝殿は平成23年(2011年)の新築建立。合祀から100年を記念してしてのようだ。拝殿前の灯籠も同年の奉納。

長根神社 (7)
本殿は平成3年(1991年)に改築されている。こちらは合祀から80年を記念しての改築。拝殿も本殿も老朽化したので、合祀の周年記念事業として行ったのだろう。

長根神社 (8)
蚕影山大神塔と己巳塔。己巳塔は弁天さまを主尊として富や福を願い、己巳の日などに集まって供養する巳待講の祈念碑である。

長根神社 (9)
石段脇などに多くの記念植樹がある。「小学校卒業生一同」「卒業生男子一同」「卒業生女子一同」などの名札がかかっている。長根地区にある吉井西小の伝統かな。

長根神社には社宝として鰐口がある。天正17年(1589年)に小林豊後守秀政が熊野神社(長根神社合祀の一社)に子孫繁栄を祈願し奉献したもの。秀政6代の孫・久佐衛門秀音が延享4年(1747年)に補修のうえ再献している。

秀政の末裔・小林家に伝わる小林家系図では、秀政の法名を「天祐院殿仁叟貞訓大居士」と記している。これは仁叟寺の開基とされる奧平氏の法名と同一である。奧平氏と小林氏の関係、仁叟寺と小林氏の関係などは分からない。(「奧平氏の開基 ー仁叟寺ー」参照)