高崎市吉井町石神の大武神社。


大武神社は元は稲荷神社で、その由緒は不詳。明治43年(1910年)に近隣各社を合祀し大武神社と改称している。
当地は奈良時代に石神村と中島村は大家郷に属し、深沢村は武美郷に属していたので、その大と武をとり大武神社としたといわれる。



社殿は昭和17年(1942年)の建立。

社殿裏の高いところに境内社が祀られている。
元稲荷神社の社宝として、吉井藩主・松平信平が延宝5年(1677年)に奉納した和歌3首を記した色紙、同藩主・松平信成が天明4年(1784年)に奉納した紙幟があったが、現在は所在不明となっている。残念なことだ。
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