沼田市鍛冶町の法蔵山正覚寺。

以前、真田信之正室・小松姫の墓を紹介したが、今回は名胡桃城代・鈴木主水重則の墓といわれる墓石の紹介。(「真田信之正室 小松姫の墓・法蔵山正覚寺」参照)

鈴木主水重則の墓 (1)
鈴木主水重則の墓 (2)
非常に見つけづらく、分かりにくかったんだけど、やっとこさ見つけた。これは知らなければ、絶対に見つけられない!!

鈴木主水重則は真田昌幸が沼田城を攻略した際に、沼田城の支城である名胡桃城にいた武将である。重則は昌幸の沼田城攻略軍に降り、その後真田家家臣となっている。しかし、名胡桃城代であった時、北条氏方の猪俣邦憲に謀られ、城を乗っ取られてしまう。それを恥じた重則は正覚寺にて自刃している。

城代を務めていた程の武将の墓としては、ちょっと粗末な感じ。鈴木重則の墓と言われているが、その信憑性は薄いらしい。