沼田市西倉内町の旧生方家住宅。

旧生方家住宅は妻入・板葺の町家で、その様式・技法から見て17世紀末の建築とされ、東日本で最も古い町家造りの建築物とされる。
沼田市の繁華街の中心にあったが、昭和48年(1973年)沼田市に寄贈され、沼田公園内に移築している。



生方家は旧沼田藩の薬種御用達を勤めた家柄で、建物構造も商家ならではの造り。薬を調合する匙や天秤などが展示されている。



隣には、元沼田町長であり旧生方家住宅の前所有者であった生方誠氏が、生前収集した書や出土品などが展示されている資料館がある。資料館の建設費用は、たつゑ夫人が寄付している。
ちなみに、夫人は歌人で沼田市名誉市民。
コメント