沼田市坊新田町の成田山金剛院。
北関東三十六不動尊霊場第二番札所である。明徳・応永年間(1390年~1427年)、沼田五郎景次の開基といわれる。明治14年(1881年)成田山新勝寺から不動明王を迎えている。

参道入り口に大き石灯籠がある。高さ9m、重さ150tという巨大さ。多分日本一。

旧山門は沼田城の西門を移建したもので、桔梗文瓦を使用した門であった。昭和33年(1958年)に改築、平成19年(2007年)には解体・増築、翌年には仁王門が完成している。


山門を入った右手には、水掛け不動尊がある。昭和55年(1980年)に完成したもの。


本堂は天明7年(1787年)の建立。正面7間、側面6間の入母屋造り。

本堂前には、丸石を配した石庭がある。何を意味しているのかは・・・不明。

年4回、「金剛院友引寄席」と題し、若手落語家(二つ目クラス)を招いて本堂で落語会を行っているらしい。(近隣の小学校での交流会も。)
看板の絵と題字は、林家木久扇。木久扇は今年の節分に、豆まきに来たようだ。

11月24日には毒蝮三太夫が来るらしい(大ベテランだけどね)。
寄席の木戸銭は無料で、募金をお願いしている。この募金は沼田市社会福祉協議会に寄付される。すばらしい!!
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