利根郡みなかみ町湯原の成田山水上寺。
北関東三十六不動尊霊場の第1番札所である。


昭和35年(1960年)の開山。千葉県成田市の真言宗智山派・大本山成田山新勝寺より勧請した不動明王を祀っている。


明治21年(1888年)に勧進し、不動明王像は仮宮に奉安されていたが、73年後の昭和35年に開山、本堂落慶という経緯らしい。

天保年間(1830年~1843年)に、新勝寺の境内に有った1本の御神木から彫刻されたうちの1体で、日本三体不動尊と呼ばれる由緒深い像だそうだ。

本堂前にも不動明王像が。
水上寺は地域に根ざした開放的なお寺としても知られている。除夜の鐘を一般参詣客に撞かせてくれたり、春・秋大祭ではカラオケ大会を行ったりしている。
コメント