利根郡みなかみ町(旧新治村)須川の泉峰山泰寧寺。


延慶2年(1309年)、真改の開山と伝えられている。

寛永10年(1633年)現在地に移り、境内が整備され現在の形となった。本堂は寛政7年(1795年)に再建されたもの。


山門は安永4年(1775年)に建立されたもので、2層の楼門形式、入母屋造り。


山門の天井は6間に区切られた鏡天井で、その6面に絵画が描かれている。中央2面には、龍と鳳凰。龍は目が大きく、ちょっと愛嬌がある。


中央の龍と鳳凰を挟んで、両側に天女が描かれている。
この山門は立派である。造りも素晴らしいが、天井絵も素晴らしい。龍と鳳凰を天女が囲んでいる構成は、何か仏教的な意味合いがあるのだろうか?
タイトルが、その2になっているのは、その1があるから。
(「見事な山門の天井絵 -養報寺-」参照。)
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