利根郡みなかみ町月夜野の梨の木平敷石住居跡。
梨の木平敷石住居跡は昭和51年(1976年)に県道工事に伴う調査で発見された。床に石を敷いた縄文時代中期(約4000年前)の住居跡。
平らな石を12平方mほど6角形に敷き詰めて、中央に河原石で囲った4角形の囲炉裏があり、南側には石を並べた張り出しがある。敷石の隙間には小石が詰められ、左右対称の形をしている。
住居内には5本の主柱穴と2本の支柱穴があり、また埋められた甕も発見されているとか。上から見る格好になるので、構造が分かりやすい。
解説板は写真やイラスト入りで、丁寧に作られていると思う。また、バックライトで光っているので、覆屋内が暗くてもちゃんと読める。
覆屋の中は暗くてちょっと怖い。そんなに頻繁に見学者が来るとは思わないが、ひとりで見ているときにドアが開いたらゾッとするだろうな。
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