邑楽郡大泉町吉田の青麻神社。

青麻神社 (1)
青麻神社は元亀元年(1570年)吉田村の鄕氏・田沼源内清房が磐城国の青麻神社から分霊を勧請。以来、吉田村や近隣の人々から崇敬されている。

清房が中風を患った際、霊夢で磐城国青麻神の霊験に触れ、はるばる青麻神社を参拝し中風平癒の祈願を行った。すると、21日にして全治したことから青麻神を勧請したという。

青麻神社 (2)
青麻神社 (3)
青麻神社 (4)
社殿は昭和51年(1976年)の建立。扁額は「青麻三光宮」。

青麻神社 (5)
社殿横の庚申塔。寛文9年(1669年)の造立。金剛五仏と三菩薩が印刻され、その上に日月、下に二鶏・三猿が陽刻されている。大泉町最古の庚申塔。

青麻神社 (6)
地蔵像。「子守多美子地蔵尊」とあった。

青麻神社 (7)
二十二夜供養塔(如意輪観音)や青面金剛像。如意輪観音は明和4年(1767年)、青面金剛は享保元年(1716年)、三猿は延宝8年(1680年)の造立。

青麻神社は由緒のように「中風除けの神様」として、現在も多くの方が参拝する。明治の末には境内に風呂をたて、湯治を兼ねた信心が人気を集めたという。

同じように中之条町四万には「中風除けの寺」青麻山医王寺がある。
(「病魔退散の薬王水 -薬王寺-」参照)