邑楽郡大泉町古海の長良神社。


古海長良神社の由緒は不詳。想像するに、当地を治めていた古海氏が瀬戸井の長良神社(本宮)から分霊を勧請したのだと思う。古海氏は藤姓足利氏の淵名兼行の子孫・佐貫成光が古海氏を名乗ったことに始まる。

社殿は円墳上に鎮座する。古墳自体は相当削平されており、原形をとどめていない。


社殿は平成2年(1990年)に改修されている。


本殿。獅子鼻・龍鼻など、小さいながらも彫刻が施されている。



古海長良神社に隣り(西側)には古海西公民館があるが、そのさらに西側に隠れるように御嶽神社がある。長良神社境内の碑に平成2年(1990年)移転とあった。その他不詳。ただ、社殿の老朽化が危ない状況だ。
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